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身体のトリセツ(腰痛①)
患者数約2800万、日本人の約4人に一人が悩んでいる腰痛
医療統計でも、病院やクリニックに通う、原因は 風邪、高血圧症、糖尿病などの内科的疾患ではなく なんと腰痛なのです。
当院にも、毎日数名の腰痛の患者さんが受診されます。来られない日はないくらいです。
ではどうして、腰痛は起こるのでしょうか?
医学的にMRI等の検査しても、はっきり診断(腰椎椎間板ヘルニア、腰椎圧迫骨折、腰椎すべり症、腰部脊柱管狭窄症等)がつくのは、約3割程度で、残りの7割は原因不明、非特異的腰痛と診断されてしまします。
では 一体どうして腰痛は起こるのでしょうか?また どうすれば 治せるのか? 予防はできないのか?
次々に 疑問が湧いてきます。
私は、おそらく使い過ぎ(overuse)か 使い方 の問題だと思っておりました。
スポーツや労働等での使い過ぎはわかりやすいですが、使い方はどうすればよいのでしょうか? 正しい腰の使い方とは?
ヒントは、格闘技 武道にありました。みなさんは、プロレス等をご覧になったことはあるでしょうか? 逆転の発想です。腰のみならずすべての関節は、反らされたり、捻られると痛いのです。つまり 腰を反ったり、捻ると痛みが出てくるのです。


つまり腰を痛めつけている姿勢に知らず知らずになっているのが原因です。
腰(腰椎)も5つの骨が並ぶ関節です。この関節に関節技を掛け続けているのです。
典型的な例が、重いもを持ち上げる際に腰を反ってしまい痛める機序です。
ぎっくり腰や椎間板ヘルニアをになってしまいます。
つまり 腰痛にならないためには、腰を反ったり、捻ったりしない事です。
次回は その 治療と 予防法についてお話しします。






